
今回は、本校臨床検査科から大学3年次編入学試験に合格した先輩に、挑戦のリアルと合格の瞬間の気持ちを伺いました!
《インタビュー》
臨床検査科3年生(長崎県出身)
群馬大学医学部保健学科 検査技術科学専攻 3年次編入学試験 合格
Q1. 大学編入を決意した動機は何ですか?
大学への編入を決意した動機は主に三点あります。
一点目は、3年次の臨地実習を経験したことで、「さらに専門性の高い臨床検査技師になりたい」という目標が明確になったことです。二点目は、将来、専門性を高めるために大学院への進学を視野に入れた際、学位を取得しておく必要性があると考えたためです。そして三点目は、進学先の大学に細胞検査士の資格取得に挑戦できる制度があったため、そのチャンスを掴みたいと考えたからです。
Q2. 専門学校での学びは、編入試験に活かされましたか?
編入試験の学力試験は外国語(英語)と専門科目でした。
外国語(英語)については、過去問を分析した結果、高校までに身につけた基礎学力で対応できると判断し、特に学習時間を設けることなくクリアできました。
一方、専門科目については、本校での学びが基盤となっており、臨床検査技師の国家試験対策を継続することで、クリアすることができました。
Q3. 受験勉強で「壁」にぶつかった時、どのように乗り越えましたか?
受験した大学の編入学試験の合格者数を見ると、ここ数年は合格者が出ていない状況だったため、そのような試験に挑戦することへの不安はずっと抱えていました。しかし、不安になるだけ時間が勿体ないと思い、「受かれば、ラッキー!」というくらいの心構えで乗り越えてきました。
Q4. 大学への編入で、今後臨床検査技師としてのキャリアにどのような影響を与えると思いますか?
まずは、大学での2年間で、本校でしっかりと築いた臨床検査技師としての確かな基礎力を土台に、大学での研究活動や高度な講義を通し、より深い専門性を追求したいと考えています。
この学びの深化により、将来は大学病院などの教育研究機関で働くことも視野に入れています。さらに、大学在学中に細胞検査士の資格を取得することで、将来の就職活動における選択肢を大きく広げることができると感じています。
Q5. 高校生や後輩への熱いメッセージをお願いします!
「少しでもやってみたいと思うことがあるなら、迷わず挑戦するべきだ」と思います。今ある機会を逃さず、後悔のない選択をしてください。応援しています!


