講義風景とその後

4月に始まった講義もいよいよ終了間近。

そこで医療秘書科ではこれまで医療知識という教科の講義で学んだ机上の内容を実際に体験してみることにしました。
これは医療系学校の特長かもかもしれませんね(#^.^#)

まずは学生にアンケートを取り、興味がある人が多い内容を実施することにしました。

①脳波検査
ファイル 311-1.jpg
実際、頭皮に電極を付けることはできないので今回はマネキンの頭部を使用し模擬体験。
予め電極を付ける部位には印が記入されています。
(臨床検査科では実際学生の頭皮に電極を装着し波形を導出します。)

②肺活量検査
ファイル 311-2.jpg
自分の肺活量を測定することに興味津々。
思いっきり「吸って」「吐いて」を行います。
決して手を抜くことはできない検査です。

③超音波検査
ファイル 311-3.jpg
ヒトの耳には聞こえないくらいの音波を出す機会を体に当て、体内の様子を画像として描出します。
(実際は、技術と経験が必要になります。)

医療秘書科の学生は仕事に就いた時にこれらの検査を行うことはもちろんありませんが、カルテから検査内容などを読み取り医療費算定を行います。
その際、どのような検査か知っていると知らないとでは雲泥の差
そのため本校では体験を盛り込む講義を行っています。

「百聞は一見に如かず」とはよく言いますが、学生たちにとって教科書の中だけの言葉を、直接体験することはどれだけ有意義なものか計り知れません。

医療秘書科は、1年間という短い期間ですが、できるだけ多くのことを学んで欲しいと思います。
その最たる内容が来月から行われる病院実習。
臨床検査科と比べると短い期間ですが、こちらでも学んだ患者接遇などを肌で感じ取り、指導していただける皆様から少しでも多くのことを吸収して来て欲しいと切望します。

きっと緊張していると思いますが・・・みんな頑張れ~!

☆今日のよかよか☆
昼食後のデザートで桃を剥いて食したところその後も暫く手から桃の香りが続いたこと。
クンクン「あ~幸せな香り

by でんでん