え!?九医技にパトカー現る!?
7月1日正午過ぎ、九医技にパトカーが現れました!!
「九医技で何か起こったの!?」
読者の皆さん、ご安心ください。
その日は本校で浦上警察署の方による「防犯講話」があり、警察署の方がパトカーで来られたのです。
日常生活では中々近くで目にしないパトカーに、学生も職員は興味津々です!
それでは、今日の防犯講話の様子を一部ご紹介いたします!!
■「スマホ手に 車や自転車 事故のもと」
本校は自動車の運転免許証をとる学生が多くおり、中にはバイクで通学している学生もいます。
今回は、防犯講話と共に交通課の方に交通安全についてお話をしていただきました。
本年度、長崎県下では昨年度よりも交通事故が多く発生しており、その中には死亡事故も含まれているそうです。今年に入り、浦上警察署の管轄では、悲しいことに死亡事故が2件発生したそうです。交通事故は命や人生に関わります。交通課の方が「加害者にも被害者にもならないことが大切です」とお話しされていました。飲酒運転、わき見・ぼんやり運転をしないのはもちろんのこと、夕方、雨天時の早めの車のライトの早めの点灯など、当たり前と思えるようなことでも、日々気がけていくことが大切なんですね。
また、自転車の運転についてもお話がありました。
携帯電話を使用しながら運転する・イヤホンをして大音量で音楽を聴きながら運転する・傘を差しながら運転をすることは大変危険です!
「私は自転車を運転しないよ。」という方も、そのような自転車と事故を起こさないよう、事故に巻き込まれないよう注意をしましょう。
■無意識の中にあるスキ
犯罪に巻き込まれないために、「自分の身は自分で守る」という意識が重要です。特に女性は性犯罪の被害に合わないためにも、注意を払わなければなりません。今回は、どんなところにその危険が潜んでいるか映像を見せていただきました。
「一人で、暗い夜道を、音楽を聴きながら、携帯電話を操作し歩く…」この状況を聞いただけで、(無防備だな…。)と思われる方がほとんどでしょう。映像では、自転車乗車中に話しかけられる、知らない自動車に道を聞かれる、オートロック式のマンション、マンションのエレベーター、玄関口のカギ締め等、様々な状況での犯罪の手口とその注意方法が紹介されていました。映像を観ている時に「え~!?」と学生から声が出たように、自分でも気づきもしないところに“スキ”ができているんですね。
例えば、自動車に乗った人に道を聞かれ、よかれと思って親切に道案内をしていたら…同乗していた共犯者がスキを見て車の中に引きずり込むこともあるのです。知らない自動車に道を聞かれた際は、ドアの外側の離れたところに立つようにし、自動車のナンバーを確認し、注意を払うことが必要だそうです。このようにして、学生には犯罪の手口を知ることで注意する視点をもち、犯罪に巻き込まれないよう気を付けてもらいたいと心から思いました。
■護身術を学ぼう!
どんなに注意をしていても、危険な目に合うことがあるかもしれません。今回は、「自分の身は自分で守る」ために、護身術の実技指導をしていただきました。護身術は犯人に立ち向かうためのものではなく、犯人から逃げるための手段です。今回は、犯人に片腕・両腕をつかまれた時の切り返し方、後ろから抱きつかれた時の対処法を実際に生活安全課の皆さんを相手に実践で学びました!
まずは、お手本を見せていただいて…
すぐに実践です。
▲一人ひとりに熱心に指導していただきます。
▲機敏に動いた方が、効果が発揮されるみたいです。
長くなるため、全てをここで紹介することはできませんが…
万が一、犯人から襲われた時は、かかとで思いっきりつま先を踏んだり、肘で相手のみぞおちを思いっきり叩いて、相手がひるんだスキに“逃げること”が大切です!
■最後に
性犯罪以外にも、車上狙い、盗難、キャッチセールス等、様々な犯罪があります。そのような犯罪があることを知った上で、「大切な自分の身を自分で守るよう心掛けなくては!」と改めて感じさせられた防犯講話でした。
浦上警察署の交通課、生活安全課の皆様、ありがとうございました。
※自分自身で解決が難しい問題もあります。一人で抱え込まず、身近な人に相談したり、場合によっては警察署に相談しましょう。
☆今日のよかよか☆
風は強いですが、冷房いらずで涼しいこと。
byこんちかろう