終戦記念日と精霊流し
本日、8月15日は終戦記念日ですね。今年は東日本大震災があり、突如としてたくさんの方々の命が失われました。生きていることの大切さやありがたさを今年はさらに強く感じる年になりました。
震災などの自然災害は人間の力で止めることができないものでもありますが、戦争は人間の意志によって止めることのできるものです。私達はもう二度と66年前の悲しい歴史を繰り返してはならないと誓いを新たにしました。
また、8月15日は長崎に住む私達にとっては、「精霊流し」というお盆の大事な行事を行う日でもあります。
これは、今年、初盆を迎えた家が盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて、流し場と呼ばれる終着点まで運ぶという長崎の伝統行事です。
精霊船を運ぶ際には、爆竹や鉦(鐘)を派手に鳴らし、掛け声をかけながら進むので、まるで何かのお祭りのようですが、故人を追悼するための仏教の行事なのです。
15日の夕方から夜にかけて精霊流しのため、交通規制が行われ、長崎県庁周辺にはたくさんの見物客が集まり、テレビ局も中継を行います。
長崎を代表する歌手のさだまさしさんの「精霊流し」という歌がありますが、あの物悲しい曲のイメージを持って、実際の精霊流しを見たならば、あまりの違いにびっくり!されると思います。
さださんのお父様の精霊船の写真です。すごく立派な船ですね。
今日はあいにく、長崎は雨が降っていますが、どうか精霊流しの時間帯には止んでくれますように。
♪今日のそれでもよかよか♪
高校野球で九州勢が全て負けてしまいましたが、みんな頑張っていました!
今年は投手戦と言うより打撃戦でしょうか☆ 優勝校はどこだ!?
byちからたろう