職業理解

本校は資格を取得するだけでなく、その後の人生。つまり働くこととしてのキャリア教育に力を入れています。

各学年で行いますが今回は臨床検査科1年生に実施した内容を紹介します。

内容としては
①仕事は1人ではなくチームで行うこと。
そうすることで効率が良くなることを体感。

②社会人の先輩である保護者にインタビューを敢行。
「どうしてその仕事を選んだのか。」
「遣り甲斐。」
「失敗談。」
「失敗を乗り越えた方法。」
などなど。
それを全体の前で発表をしました。
普段、保護者と話さない内容だからこそ学生たちにとっては新鮮だったようです。
「親も失敗をしながらも自分たちを育てるために仕事を続けている。」など様々な思いが湧いてきたようです。
「親も必死で頑張っている。だからこそ自分は居眠りせず勉強を頑張ります!」と宣言してくれる学生もいました。

③次に、臨床検査技師の先輩でもある内勤講師へインタビュー。
時間の関係上、学生は1人の講師にしか話を聞くことはできませんでしたが、各人が「○○先生にこんなことを聞いてみたい。」と予め選択し、講師を囲むようにインタビュー開始。
どの講師の周りの学生も、一所懸命メモを取っていました。
その後全体の前で発表。
「○○先生はこのような考えで仕事をされています。」などいろんな価値観を聞く機会になったのではないか。と思います。

④臨床検査技師の仕事内容について調べ、発表。
本校への入学を考え受験する際、学生は少なからず臨床検査技師という仕事に対して調べて来ています。しかし実際入学し、4か月近く勉強していく中で新たな発見や、まだ習っていない教科(仕事内容)を知る目的で4~5人のグループで「臨床検査技師の仕事内容調べ」というテーマで発表を行いました。
学生たちにはテーマと発表時間のみを伝え、発表方法や内容、順番などはすべて学生任せ。
すると発表方法1つ取っても様々でした。
口頭のみで発表するグループ。
パソコンソフトを使用し発表するグループ。
ファイル 312-1.jpg
板書しながら発表するグループ。
(写真を撮ることを忘れていました・・・。)
聞く方は変化があって面白かったです。

仕事内容を発表するグループ。
ファイル 312-2.jpg

仕事内容を詳細に発表するグループ。
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臨床検査技師が病院以外で活躍できる職場の紹介をするグループ。
ファイル 312-4.jpg

実際の臨床検査技師の方に話を伺ったグループ。
ファイル 312-5.jpg

まだ習っていない内容も盛り込んでいるグループが多くこれからの道筋が見えてきたと確信しています。

人前で話すことは緊張します。
でも、場数を踏むこと
それが慣れるためには1番の近道だと思います。

実際、仕事に就くと会議の場や患者様への検査の説明、学校発表など人前で話す機会は多いものです。

少しずつ慣れていきましょうね!

☆今日の出来事☆
臨床検査科1年生の前期講義は今日で終了。
初めての定期試験頑張って臨んで欲しいものです。

☆今日のよかよか☆
熊本県に就職した卒業生が遊びに来てくれたのですが手土産としてスイカを抱えて来てくれたこと。
さすが熊本!(◎o◎)「スイカの名産地~

by でんでん