現場に生かす
「さ、寒い…。」
昨日の温かさが嘘のように、今日は寒い日になりました。
(少しずつ冬の足音が聞こえる晩秋に入ったのだなぁ)と、I田先生にいただいた温かい「はちみつゆず」を飲んでいると…
医療秘書科の学生が、ロビーに出てきて何かしています。
よく見ると、2人1組になって、一方の人が目隠しをしています。
これは、学生が実際に目隠しをして歩くことで、視覚障害者の方の日常を少しだけ体験する「患者接遇」の授業の1コマです。
医療機関の窓口には、さまざまな患者さまがいらっしゃいます。
例えば、領収書を半分に折ってお渡しするなど、患者さまの状態に合わせた接遇が大切です。今日の授業には「実際に学生が体験したうえで、学生たちに障害がある方等への接遇を学んでほしい。」という、I山先生の思いがありました。
実際の授業の様子は…
目隠しをされた学生はパートナーの声かけや補助を頼りに、玄関から階段を上って教室に向かいます。普段、何気なく通っている道をみんな用心深く進んでいました。中には、腰が引けていたり、「キャー!」と声を出す学生もいたようです。
この体験を通して感じたことを、「私が医療事務員として受付に立った時は…。」と自分のことに置き換えて考えることはとても大切なことです。
同じ教室で同じ授業を受けている人でも、今学んでいることを自分のことに置き換えて考える人と、考えない人とでは現場に出てから大きな違いが出てくると思います。それは、どの職業においても同じことかもしれませんね。
文章を書きながら、私もその姿勢を忘れないようにしないといけないと感じます。
ただ今、就職活動の最中にいる医療秘書科の学生の皆さん。
国家試験対策、就職活動を頑張っている臨床検査科の3年生の皆さん。
学校での学びを現場に生かしながら、生き生きとした表情を思い浮かべている未来の皆さんの姿が楽しみです。
検定に定期テスト、就職活動と忙しい日々が続きますが、焦らずに今できることを精一杯頑張りましょう!
応援しています!
最後に!
疲れがたまり、体調を壊している人もちらほら見かけます。
体調管理にも気をつけましょうね!
☆きょうのよかよか☆
薬を飲んだら頭痛がピタッとなくなったこと。
肩や首を回して、リラックスすることも大切ですね♪
byこんちかろう