医療秘書科 卒業生座談会!!

8月も後半戦!?
医療秘書科の学生は8月に「病院実習」に出ています。

約1か月前・・・学生たちは、初めての「現場」での実習に少し不安を抱えていたようです。そんな中、本校の卒業生の方のご厚意で「座談会」を開くことになりました。

今日は、その様子を九医技新聞11号(2013年8月発行)よりご紹介いたします♪

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七月、医療秘書科の卒業生を迎えての座談会が開かれました。今回お話をしてくださったのは、現在医療機関で活躍される三人の先輩です。今回はその内容を一部ご紹介いたします!

■大切なのは人間関係
医療事務は病院関係者、患者様、業者の方等、たくさんの方と関わりながら仕事をしています。三人の先輩達が口をそろえて言うのは「人間関係は大事」ということです。
就職してすぐは、いくら医療事務の勉強をしていても職場のこと、業務のこと等わからないことが山ほどあります。先輩達は初めてのことに当たる度に、先輩に確認をしたり、上司の指示を仰ぎながら目の前のことをこなしてきたそうです。「職場に相談ができる人がいることは、気持ち的にもとても大きいです。人間関係を大切にする上で、自らあいさつや声掛けをするよう心掛けています。」とMさんが話してくれました。
そして、職場や業務に慣れてきた今だからこそ、「仕事をする=責任が生じる」ことをより意識していると言います。Yさんは「先輩や上司への報告・連絡・相談をより大切にすること」を、Nさんは先輩から言われた「自分の言葉で発言すること」を心掛けているそうです。

■役に立っている九医技での学び
「医療事務をする上で、『医療知識』はかなり重要ですね!現場で働いていると、様々な医療用語が飛び交います。それを聞き間違っては大変です。今でも学校で使っていた教科書で確認し、覚えることもあります。」という先輩の言葉を真剣に聞く在校生達。他にも「患者様や外部の方との応対の際は『接遇』が、名刺の受け渡しや文書の作成等では『秘書理論』が、よく使うPC操作時には『エクセル・ワード』等が、直接業務に結びついているそうです。

■社会に出ても学びは続く
また、社会に出てから学ぶことも多くあります。『薬・病名・症状のリスト』の話が出ると、先輩達は顔を見合わせて笑っていました。それを覚えることは、新人さんの最初の課題というのは医療事務のよくある話の様です。「クレーム対応等、マニュアル通りにいかないこともあります。そのため、普段から先輩や看護師さん等の患者様への応対を見て、聞いて、盗むことが大切です。真似をしていくうちに、以前より落ち着いて対応ができるようになります。」とNさんが話すと、他の先輩達も「常に目を配ったり、聞き耳を立てて周りの動きを意識することは大切だよね。スムーズに事を運べたり、トラブルにもすぐ対応できる。」「『背中にも目があるように』だよね(笑)」と、大きく頷いていました。

■仕事で頑張っているから、息抜きも大切
先輩達は職場の人と飲みに行ったり、休日は友人と遊んだりして息抜きをしているそうです。九医技の仲間と仕事の話をすることもあるそうですよ。また、お給料をもらえるとうれしく、「また仕事を頑張ろう!」と思えるそうです。

■後輩へのメッセージ
病院実習と就職活動を前に、不安を抱える在校生に、「とにかく必死で心配している暇はない。そして、何とかなるものです!」「何とかなる!は頑張ってからこそ言える言葉。目の前のことに真剣に取り組むことが大切。」と先輩達はアドバイスをしていました。先輩達は、学生時代から今もなお目の前のことに真剣に取り組んでいるのですね。職場の方達に可愛がられているのは、先輩達のその姿勢があるからこそなんですね。
先輩方、貴重なお話をありがとうござ
いました。また、ぜひお話をお聞かせく
ださい♪

☆今日のそうなったらよかよか☆
今日から臨床検査科1年生のMOS検定が始まりました!
みんなが勉強の成果を発揮できますように!!

byこんちかろう