平成29年度第2回体験学習報告①

遅くなりましたが、8月19日(土)と20日(日)に第2回体験学習を行いました。
内容は同じなので、参加者の都合が良い一日を選んでもらうようにしています。
両日とも多くの方に参加いただき本当にありがとうございました!
体験学習の様子を2回に分けて報告しますね!
まずは本校の受付嬢たち。
緊張してくる参加者を素敵な笑顔で迎え、緊張をほぐしてくれます。
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これは秘書科学生の担当です。
時間になったら軽い挨拶の後、すぐに体験学習へ入ります。
初めは臨床検査科・医療秘書科合同で行う「採血体験」
あまり知られていませんが、実は臨床検査技師の大切な業務として「採血」行為があります。
この行為を許されている職種は3つしかありません。
その3つ、知っていますか???
知らない方は、是非調べてみてください。
それはさておき、学生の間に採血の練習を行いますが、いきなり人からでは無理なので、シュミレーターという人形(模型)を使用します。
体験者の方にも、実際触ってもらいました!
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血管を探すことは実は大変なことだと理解してもらえれば有り難いです。
次に採血された検体(血液)を使用し血液型判定。
みなさんは自身の血液型を知っていますか。
その血液型はどうやって調べたかご存知ですか。
臨床検査技師はこの調べる(検査する)ことが重要な仕事です。
医療秘書(医療事務員)はその調べた(検査した)ものがいくら(何円)になり、患者様から頂くかが重要な仕事です。
本校では、医療秘書科の学生にも検査への興味を持ってもらえるよう実習の時間も設けています。
今回の体験学習は、そのような理由もあり、合同で行っています。
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さて、調べている(検査している)血液は何型でしょうか。
皆さん真剣に取り組んでいます。
次に微生物検査です。
まずは簡単な講義。
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微生物(細菌)とは。などを簡単にレクチャーします。
その後、早速自分の手にいる細菌を育てるため培地(ばいち)と言われるゼリー状のものに指や手のひらを押し当てます。
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これを24時間、大切に育てると細菌が生えてきます。
でも安心してください。
人間全員の手には細菌が居ます。
問題は、良い菌か悪い菌か。なのです。
菌が全くいないと病気にかかりやすくなりますので、いることが有り難いのです。
次に合同実習の最後、手洗いです。
これは特殊なクリームを手に塗り広げ、これまた特殊なライトを当てると、あら不思議。
クリームが青く光ります。
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赤丸部が青く光っている様子です。
見えますか???
手のひらにまんべんなくクリームが塗ってあることを確認し、今度は手洗い。
特殊なクリームを落とすように普段では絶対しないくらい、一所懸命、手を洗います。
意外と綺麗に手を洗うことは難しいのです。
手を洗ってはライトに当て、落ちているかを確認しながら、綺麗になったこと、洗い残しが多い箇所を確認します。
普段、チャチャッと手を洗っていた参加者や本校学生も「今後は手洗い気を付けよう。」と手洗いの重要性を再認識していました。
と、ここまでが臨床検査科・医療秘書科の合同実習です。
次は臨床検査科・医療秘書科、別々の内容になりますので、また後日、報告しますので、お楽しみに!
☆今日のよかよか☆
夏は出張続きで美味しい味覚が勢ぞろいしていること。
by でんでん