マウスがやってきました。
当校のブログをご覧の皆様、はじめまして。
今年の4月より九医技に勤務することとなりました、熊野ぷぅです。
よろしくお願いします。
5月下旬に九医技に生後三週間のマウスがやってきました。
アルビノという、白い体毛に赤い目が特徴のマウスです。
臨床検査科の1年生は「実験動物学」という授業の中で
実験動物の保定(動かないようにおさえること)や麻酔法、採血法などの
基礎的な動物実験手技を習得する実習があります。
この実習の一環で、約一か月半マウスを飼育し、最終的には
7月中旬にそれらを採血・解剖し、臓器の場所やしくみなど
実験動物を使った解剖の仕方などを学びます。
また、この授業では実験動物の命を扱う上での倫理的課題もしっかり学びます。
お世話していく動物を最後に解剖すると聞き、何ともいえない気持ちになりましたが、
学生達も同じ心境であることでしょう。
解剖実習の際は私も見学させていただき、実験内容やその時の
学生たちの様子をしっかりと見守りたいと思います。
長崎市内は今週末から高総体です。今年も高校生の熱い戦いを期待しております。
by 熊野ぷぅ