ある日の放課後の出来事

新年度を迎えた学生たちは進級した余韻に浸る余裕もなく新たなる勉強へと邁進しなければいけない日々を過ごしています。

そんな臨床検査科新2年生のある日の出来事。

新たに勉学が始まる教科のための練習を放課後、希望者のみが集まり行うことが増えてきます。
いわゆる自主練習のようなものですね。

その中で、教務立会いの下、行う内容もあります。
先日学生が「○○の練習をしたいので立会いをお願いします」と事前に申し出があったので時間を空けておき、いざ練習開始!となる瞬間。参加している学生からとんでもない言葉が発せられました!

「先生、床が水浸しになっています\(゜ロ\)(/ロ゜)/」

見てみると蒸留水を作成する機器の栓が閉まっておらず、できた蒸留水がタンクから溢れ出し床の一部を這っている状況でした(-_-;)

早速その場にいた練習希望の学生たち全員に声を掛け雑巾がけによる床再生プロジェクトが開始されました!
黙々と床を拭く学生。
リレー形式で友人同士、協力し合う学生。
傍にバケツを置き水を絞りに行く移動距離を最小限に留める学生。
方法は学生により様々ですが、水浸しの床を救出するという目的は共通認識。

みんな素早く雑巾を持ち出し一心不乱に床を拭いてくれたお陰で、実習室の床全部が被害にあう状況を避けることができました。

その場に居た学生のみなさん。
本当にありがとうございました!

そして自主練習がなかったら翌日のいつ頃発見されたか。また被害がどこまで広がったか。
想像するだけでゾッとします(>_<)

実は今回のような突発的な出来事は、実は年度が変わる度。と言っても過言ではないくらい頻発しているのですが、学生たちの団結力行動力でいつも助けられています。
本当にありがとう!

エピソードとしては、決して自慢できることではないですが、本校の学生たちのこの団結力と行動力は、素敵なことだとよく感心させられます。
きっと仕事に就いても、突発的なことにも機敏に対応できることと信じています。
仕事の中には頭で考えるより体を先に動かさないといけないこともよくありますからね。

床救出のその後、きちんと目的の自主練習はできましたよ。
ご心配なく・・・。

写真はそのあと、雑巾たちが風にたなびく様子です。

ファイル 290-1.jpg
ファイル 290-2.jpg

使用した雑巾の枚数。
実に58枚。
吸水性抜群のバスマット4枚。
この枚数からも水浸しの床の状況を推測してもらえれば幸いです・・・。

☆今日のよかよか☆
朝からお菓子をもらったこと。
家で食べよう~

by でんでん